■剪定とは
剪定(せんてい)とは、いらない木の枝を切ることです。
■剪定のこだわり
清野ファームでは美味しいリンゴを作るために、甘味のもとである【糖分】が出来るだけりんごに含まれるよう、剪定の段階から工夫をしています。
糖分は葉っぱで【光合成】をして作られます。その為、葉っぱは厚みある方が糖分がたくさん作られ、甘くておいしいリンゴが出来ます。
その為に、葉全体に光が入るように計算して枝を切っているのです。
りんごの収穫が終わると木は休眠期を迎えます。この時期は、木がお休みしている状態です。
この時に枝を切るとのこぎりには水分がほとんどつきません。人間で言うと、休眠期は人間で言うと麻酔がかかっている状態で、その時に病院で手術をしている感じなんです。
3月になると木は休眠期が終わり、根が活動してきて、水がのこぎりにつくようになり、枝が切りにくくなります。こうなると枝を切ることでかえて木が弱くなってしまいます。
人間なら麻酔が切れている状態で手術するような感じです。麻酔をかけないで手術なんて、嫌ですね。
果物の甘さは「実」で作られている、というのは実は間違いなんです!甘さの元となる「糖分」は「葉」で水と二酸化酸素に光が当たり、作られます。葉で作られた糖分が茎を通って実の中に入り、甘い果物になるんです。
葉っぱで養分がたくさん作られると、甘いリンゴが出来上がります。だから葉っぱにたくさん光が入るように考えて枝を切ります。光がたくさん入ることで、肉厚の葉っぱが出来て、美味しいリンゴが出来るんです。
剪定前の枝はこんな感じです。美容室に行く前のぼさぼさの髪の毛みたいな感じですね(笑)
剪定後の枝は美容室に行った後のようにきれいに整えられます。しっかり光が入って、肉厚の葉っぱが出来るように整えていますよ!
ちゃーんと拾って
そして燃やします。
先日、富山の弟(篤)の一家みんなで農作業の手伝いをしてきました。
義姉と甥っ子と姪っ子と、みんな一生懸命お手伝いしてくれました。楽しかったですね。
またお手伝いしようね。